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自民党の国防族が大爆発した-。岩屋毅防衛相が、韓国海軍駆逐艦による海上自衛隊哨戒機へのレーダー照射事件の決着を付けないで、韓国の鄭景斗(チョン・ギョンドゥ)国防相と非公式会談したことに、党国防部会などの合同勉強会で5日、猛烈な批判が浴びせられたのだ。岩屋氏には、22万人の陸海空自衛隊を指揮する資質が問われている。
「現場で命をかけ、警戒監視にあたる隊員らの気持ちを考えてほしい」「(岩屋氏が)韓国国防相と会談し、笑顔で握手する写真まで出た。怒りを禁じ得ない。(事務方は会談を)国益のため止めるべきだった」
航空自衛隊出身の宇都(うと)隆史参院議員は合同勉強会で、こう怒りをぶつけた。
岩屋氏は1日、シンガポールでの国際会議に合わせて、鄭氏と会談した。韓国側がレーダー照射事件の事実関係を認めず、謝罪もしないうちに、トップ会談を強行して、勝手に友好ムードを演出しようとした。
宇都氏は「レーダー照射問題などのカタが付かない限り、韓国との『未来志向』はない」と言い切ったが、当然だ。